日本で古武術を学ぶ意味と日本人の心
私たちが指導できることは限界があります。
それは言葉の壁もそうですが日本人でなければ理解しづらいことも多いからです。
初期の段階では力ずくで技をかけます。
それを少しづつ力を抜いて技をかけられるように修練します。
ある一定のところまでくれば
力を抜いた状態で技をかけることが可能になります
これは力を入れていた時とは比べ物にならない程
強力な技で
自分自身は全くと言っていいほど手ごたえの無い
技です。
自分に優しく相手に厳しくなるこの古武術の名前は
大東流合気柔術と言います
今では失伝してしまった技も多数あり
これらは日々研究して掘り起こしている状態です。
柔道や剣道でも
昔は柔道は当身がありましたが失伝しています
剣道は足払いや危険な技も失伝しています。
日本人は平和な生活に慣れてしまい
この様な武術を習うことが必要とされなくなり
一部の方々でしか伝えることが出来ない状態に陥っています
日本国外の方々が学んで世界でこの武術を失伝しないように
大切に育ててほしいのです。